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金美齢 講演会

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今日はウチヤマホールディングスの主催する、金美齢氏の講演会でした。(2015年10月3日)

 

 

 がんで亡くなった夫、周英明氏が北九州市八幡の生まれであることを冒頭に話してくれました。夫を大変愛しておられたことが、言葉の端々にでており、ようくわかりました。

 

 

 金美齢氏の夫、周英明氏は10人兄弟の8番目だったそうです。

 当時、小倉中学というのは、北九州でトップクラス。その小倉中学へ行くには学校(枝光小学校)の中でもトップ一人だけしかその受験の資格がない、という最難関だったそうです。(現在の小倉高校も北九州ではトップクラス)

 

 

 当時、周英明氏は成績優秀で、学年トップであり、その小倉中学を受験する資格を得たらしいです。しかし、受験する年、太平洋戦争の終結と共に台湾へ帰らなければならなくなり、受験資格を2番手に譲って、結局台湾へ帰ってしまったそうです。

 

 

 Wikiによれば、 周英明氏は東京大学大学院に在籍していた時、金美齢氏と結婚されてるようですから、相当優秀な頭脳をもたれた方だったのでしょう。

 

 講演会の中で話されてもいましたが、金美齢氏は1962年、台湾独立運動を推進していた台湾青年社に参加し、機関紙の編集の仕事に携わったという理由で、夫、周英明と共にブラックリストに載せられ、台湾からパスポート剥奪され、日本で亡命生活を送る、という経験をしています。

 

 

 1988年、李登輝が台湾総統に就任し、1962年以来続いてきた戒厳令が解かれ民主化されると、夫妻はブラックリストからはずされ、帰国が許されました。

 

 

 だから、蒋介石が嫌いらしい。(そう言ってました)

 

 

 今日の講演の主題は(少し期待していた)政治でも中国の話でもなく、「少子高齢化」特に、「少子化」に対する警鐘とその対策についてでした。

 

 

 日本は世界でも類を見ない安全な国です。

 安心して飲める水、安全な社会、美しい自然、整ったインフラ・・・、便利でこんな住みやすい国はありません。

 

 しかし、「少子高齢化」はこの国の持つ弱点のひとつ。間違いなく、今のペースで進むと社会保障制度は破綻してしまうでしょう。

 

 だから、「少子化」を食い止めなければならない。

 

 その方法として、2つの側面から考えてみる。ひとつは、経済的な問題。もうひとつは、私達の意識改革。

 

 

 シングルマザーなどが陥る貧困化、など経済的な側面からの問題解決は、これは政治が行うものなので今日は語らず。

 

 しかし、「意識改革」は我々が自分の力でできること。

「意識改革」というのは何なのかというと、

 

 

 

 現在、「結婚する」「子供を産む」ことのネガティブイメージが蔓延している。

 

 「結婚しないの?」

 

 「子供は何人?」

 

 「はやく子供つくらなきゃー」

 

 とかいうと、セクハラ、パワハラ、モラハラ等と言われて睨まれる風潮にあり、実際に言えなくなってます。

 

 

 昔は、少しおとなしい女の子は、親戚や近所の世話好きのおじさんやおばさんが、世話を焼いてくれたものです。しかし、今そんなことしてるとにらまれてしまいます。

 

 

 この間違った風潮が少子化を助長してる!

 

 

 

 「若い人は、結婚して子供を産むのは義務です!」と言ったら、にらまれるでしょうけど、私はそう思ってます。

 

 

 若い人が子供を欲しがるようにする為には、大人が、家族のすばらしさを背中で若い人に示してあげなければならない。

 

 家族というのが、楽しくてあったかくて、居心地が良くて、私も家族が欲しいなあ、と思わせるような家庭をそれぞれが子供に示してあげて欲しい。

 

 そうすれば、もっと若い人が結婚して子供を産みたいと思うようになるのではないでしょうか?

 

 

 

 金美齢氏自身のご家族を例にあげて、冗談を交えながらおもしろおかしく語った1時間半でした。

 

 

 台湾には「金」という姓は金美齢氏一族しかいないそうです。

 「金」という姓はもともと満州地方に住む満州人が使っていた姓らしく、清(満州人の国家)の時代、台湾に3年交代で統治の為にやってきていた「金」と言う名の役人が現地女性との間に作った家庭が起源ではないか、とおっしゃってました。

 

 

 

 

 

 

  講演が終わり、質問の時間になりました。

 

  ある若い女性が質問しました。

 「今、派遣社員であるとか、若いとかいう理由で給料が安く、子供を産み育てることに経済的に自信が持てない人が多いように思います。先生はどう思われますか?」

 

 

 金美齢氏曰く、

「私が子供を産んだのは、自分が大学院生のときでした。夫も大学院生でした。正直産むか否か相当迷いました。しかし、神様からせっかく授かった命だから、産もう、と決断したんです。学業しながら子育ては想像以上に大変でした。夫にも私にも収入がない学生の身分です。しかし、いろんな人に知恵授けてもらったり助けてもらいながら何とかやってこれました。保育所なども、収入の少ない人や、学生などの環境が厳しい人を料金的にも優先的に扱ってくれる制度があり、大変助かりました。

 

 

 若いし、収入が少ないから、というのは心配しないでよい。日本は困ってる人にはそれなりに道は開けるようになってる。私は、今も産んだことを後悔してません。正しい判断だったと思ってます」

 

というような内容でした。

 

 

 また、三分の一ほどの時間を「子育て」について話されました。

 

 母親が24時間、子供と一緒に居るのが一番良くない。

 

 子供は少々かまわないほうが良い。

 

 どんどん、子供は外に出して行くべき。

 

 母親が働いていたって問題ない。

 

 いつも一緒に過ごすより、むしろ、一生懸命に働く母親の後姿を見せることが、子供の心に自立心を芽生えさせる効果がある。

 甘やかすのが、いちんば子供をだめにする。

 

若い人を鍛えることをためらってはいけない。

 

 「大人は大人であるだけであなたより偉いのだ!」ということを徹底的に頭に刷り込ませること。

 これが、刷り込まれてしまえばどんな大人にも可愛がられる子供になる。

 

 

 高級レストランでギャーギャーわめく子供が居たら、我慢できず「ほかの人に迷惑ですから、外にだしたらいかがですか」とその親に注意しに行くそうです。やはり睨まれるそうですが・・・。

 

 

 生来の日本人以上に日本人らしい金美齢氏。今日の講演会を聞いてさらに好きになりました。

 

 

by 柳田

 

 

 

 

 

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