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民間防衛2(自由と独立を守る為に)

 

「民間防衛」の「まえがき」には、下記のように書かれています。

 

 

「武器を取り得る全ての国民によって組織され、近代戦用に装備された強力な軍のみが、侵略者の意図をくじき得るのであるり、これによって、われわれにとって最も大きな財産である自由と独立が保障されるのです。」

 

 

「われわれの最も大きな基本的財産は、自由と独立です。これを守る為に、我々は、すべての民間の力と軍事力を一つに合わせねばなりません。しかし、このような侵略に対する抵抗の力というものは、即席に出来るものではありません。

抵抗の力は、これに参加する全ての人々が自分に与えられた任務と、それを達成するため各自の持つ手段方法を、理解して、実地に応用できるように訓練して、初めて有効なものとなるのです。」

 

 

「我々は、脅威に、今直面しているわけではありません。この本は危急を告げるものではありません。しかしながら、国民に対して責任を持つ政府当局の義務は、最悪の事態を予測し、準備することです。」

 

 

「一方、戦争は武器だけで行われるものではなくなりました。戦争は心理的なものになりました。作戦実施のずっと以前から行われる陰険で周到な宣伝は、国民の抵抗意思をくじくことが出来ます。精神-心がくじけたときに、腕力があったとして何の役にたつでしょうか。」

 

 

 

 

 

上記ような危機意識のもと、全スイス国民が何らかの「国家防衛」の為の任務に参加しているのです。戦争に明け暮れてきたヨーロッパの国々の中で、自由と独立を守ることは困難を極めたことは想像にかたくありません。

 

基本的な、自国をとりまく周囲・環境への現状認識のレベルが、まるで我が日本国民とはちがうと思います。

 

 

 

最も最初の章は「平和」という章です。

 

まずはじめに下記のような疑問を投げかけて始まっています。

 

 

「われわれは危険な状態にあるのだろうか」

 

 

 

そして、それに対する説明が続きます。

 

 

「スイスは侵略を行うなどという夢想を決して持ってはいない。しかし、生き抜くことを望んでいる。スイスはどの隣国の権利も尊重する。しかし、隣国によって踏みにじられることは断じて欲しない。スイスは世界中で人類が行うあらゆる建設的行為には全力を尽くして協力する。しかし、自ら行うべきことを他人から指図されたくはない。」

 

「スイスが起こりうる大戦争の局外に立ち得るわけではない。(中略)我々は受け身にたって逃げ回れる権利を与えられていない。」

 

「今日のこの世界は何人の安全も保障していない。戦争は数多く発生しているし、暴力行為はあとをたたない。我々には危険がないと、あえて断言ができる人がいるだろうか。(中略)絶えず変動しているとしか思えない国際情勢をことさらに劇的に描いてみるのはやめよう。しかし、最小限度言い得ることは、世界が我々の望むようには少しもうまくいってない、ということである。危機は潜在している。恐怖の上に保たれている均衡は、充分に安全を保障していない。とかく恒久平和を信じたいものだが、それに向かって進んでいると示してくれるものはない。」

 

「親たちが我々のことを心配してくれたように、子供たちのことを考えよう。

自由と独立は我々の財産の中で最も尊いものである。

自由と独立は、断じて与えられるものではない。自由と独立は、断じて守らねばならない権利であり、ことばや抗議だけでは決して守り得ないものである。

手に武器を持って要求して、初めて得られるものである。」

 

 

 

 

一方、上記のような、スイス国民が共有している現状認識に比べ、わが国のテレビの中で繰り広げられている「戦争法案反対」議論の土台となる現状認識は、根本的に全く反対の前提に立っているように思えます。

 

すなわち

 

「他国は絶対に攻めてこない」という前提です。

 

 

 

中国が台頭する前の20世紀には、日本はパクス・アメリカーナの平和の恩恵を一身に受け、軍事力にかかる予算を最小限に抑えつつ、未曾有の経済的大発展をすることができました。世界のどこかでは戦争があっても日本のまわりは平穏で平和な時代が続きました。

しかし、21世紀にはいり、日本の周囲は大きく環境を変えています。

 

 

スイスは自国が他国を侵略することは絶対ない、と言ってます。

しかし、他国が攻めてきたら全国民が一致して反撃するぞ!

 

 

これは日本の専守防衛、自衛の精神と同じですね。

 

日本も同じ精神で国の防衛を行ってるのに、この認識の差は何なのでしょうか。

 

 

これからの日本に必要なのは、(スイスのように)リアリズムに徹し、厳しい世界情勢の中で具体的に日本が生き残ってゆける方策を考えることでしょう。

 

 

 

①どのような時、他国は攻めてくるのか。

 

②どうしたら、戦争まで到らず、平和を維持しうるのか。

 

 

 

国防を考える上で、上記2点が最も議論すべき重要な議題のように思います。この部分の考え方次第で結論が変わってくると思います。

 

 

マスコミによる感情的な宣伝に惑わされること無く、自分の頭でしっかりと考えていくことが必要です。

 

 

by 柳田

 

 

 

 

 

 

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