シベリウス公園の中にあるモニュメント。
シベリウス公園は彼の80歳の誕生日を記念して、1945年に命名されたそうです。
写真はエイラ・ヒルトゥネンというフィンランドの女性彫刻家の作品で、1967年、フィンランドの作曲家シベリウス没後10年を記念して作られたモニュメントです。ステンレスパイプの樹木のような巨大オブジェはパイプオルガンをイメージしているのだとか。
シベリウス作曲「フィンランディア」は1899年に作曲されましたが、当時はまだ帝政ロシアの支配下にあり、圧制に苦しんでしたのですね。
Wikipediaによると、
以下、抜粋
『フィンランディア』が作曲された1899年当時、フィンランド大公国は帝政ロシアの圧政に苦しめられており、独立運動が起こっていた。シベリウスが作曲した当初の曲名は「フィンランドは目覚める」 (Suomi herää) で、新聞社主催の歴史劇の伴奏音楽を8曲からなる管弦楽組曲とし、その最終曲を改稿して独立させたものであった。フィンランドへの愛国心を沸き起こすとして、帝政ロシア政府がこの曲を演奏禁止処分にしたのは有名な話である。
抜粋ここまで。
アアルトの設計したフィンランディアホールの杮落としではシベリウスのフィンランディアが演奏されたそうです。
by 柳田
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