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台湾(長庚養生文化村)

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 長庚養生文化村

 

 桃園県にある老人ホームで、台湾プラスティック創業者である、王永慶氏が2005年に開業した。

 

 敷地面積は34haあり、自立型の住宅型有料老人ホーム620名、介護付き有料老人ホーム330名のベッド数があり、現在(訪問時、2014年2月25日)、満床。

 

 初期投資には151億台湾ドル(2015年7月6日換算レートで598億円)が費やされたがその内の95億台湾ドル(2015年7月6日換算レートで376億円)が王永慶氏の自己資金で賄われている。

 

 社員数は52人と少ないが、ボランティアに登録している一般人が約120人と学生ボランティアが40人おり、その内の8~10人が常時働かれているようである。入居者の方も参加でき、ボランティア希望の方は多いそうです。

 

 ここでも食事は重要な要素。1階にカフェテリア形式のレストランがあり、住宅型有料老人ホームに入居されてる約90%の方は、ここで食事をされるそうです。こういう、ある程度の制約を受け入れながら生活せざる得ない高齢者の方々にとっては、「食事を自由に選べる」ということは、最後まで取っておきたい「自由」の内のひとつです。

 

 ローコストに、このカフェテリア形式の食堂を建設・運営する為には、ある程度の規模(ベッド数)が必要です。また、楽しく、明るく、食事を楽しむ空間として、施設外の一般の人にも人気が有り、気軽に食べられる、開かれたレストランとする必要があるように思います。

 そう考えると、できれるだけ街中の方が、適しているように思います。長庚養生文化村は丘の上にありますが、人口減少・超高齢社会の日本では、ある程度の都市部に集約して、医療・介護施設を建てるべきだと思います。

 

 

 この施設、利益は出ているようですがこの規模にしては、出ていないにも等し極わずかな額だそうです。(金額を教えていただきましたが、差し支えあるかも知れませんので伏せときます・・・)

 そのわずかな利益は当施設に再投資しており、利益を残すことはないそうです。日本で言う、社会福祉法人的な感じなのだろうと思います。

 

 今回(2014年2月25日)の訪問では、介護付き有料老人ホームの見学は感染症予防の為、入館制限がかかり、かないませんでしたが、ベッド数とスタッフの人数から推量すると、介護付きは多床室がかなりあるのかな、とも思われます。

 

 「台湾の松下幸之助」 と呼ばれている王永慶氏の、私財をはたいて建てられた偉大な病院・介護施設群は、台湾での医療・介護施設のひとつの優良なマイルストーンとなっているようです。

 

by 柳田

 

 

 

 

 

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