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葉っぱビジネスの里(上勝町)

葉っぱビジネスで一躍有名になった、上勝町。

 

 昨年2014年10月、見学させて頂きお話を伺ってきました。

 

 当時、農協職員だった横石知二氏が4軒の農家と一緒にスタートしたのが1987年。現在、売上げ2億6千万円に達します。

 

 上勝町は徳島県の南西にあり、標高100m~700mに町の集落が形成されています。町の面積の89%は山林で、その内の82%は杉(人工林)です。

 

 2015年5月1日現在、人口1,528人、高齢化率51.3%。

 今は、生産者・農協・㈱いろどりの三社分業で運営しています。㈱いろどりの社長が横石さんです。㈱いろどりの役割は、市場のニーズ、必要とされる数量を的確に予想し、それを生産者に伝え、需要に応じた葉っぱを必要数量だけ取引先へ供給できるようにする、ことです。この「市場ニーズの分析」、という要の部分を㈱いろどりが担っているわけです。

 90歳の方も元気に働いていらっしゃるそうですが、この仕事を専業にしているのは10%程しかいないそうです。つまり、他に仕事(たぶんほとんどが農業でしょう)を持ちながら空いた時間で、こつこつと葉っぱを収穫しています。

 

 このビジネスモデルが成功した理由を分析した結果、以下のような点が考えられるとおっしゃっていました

 

①多品種を取り揃えている

②ジャスト・イン・タイムでお届けする

③IT化(専用PADで注文を見れて、受注するのも1タッチ)

④受注は早い者勝ち⇒やる気アップ

⑤自分で出来ることは徹底的に自分で行う

⑥見える化

 

 標高が100m~700mあるので、同じモミジの葉っぱでも標高の高い所から色づき始め、次第に低いところのモミジが色づいて行くので、標高差を利用して、息の長いビジネスとなります。

 これが、多品種を揃え、ジャストインタイムで届けられる一因です。

 

 注文が専用PADに届き、おばあちゃんが受注する時の様子をビデオで見せていただいたのですが、注文が画面に映し出されて一瞬迷って1~2秒ほどの時間が過ぎて受注ボタンを押したら、誰かに取られたらしく・・・・おばあちゃん、一瞬の気の迷いを悔やんでいました。注文が来たら、瞬時に受注ボタンを押さないと仕事がとれないのです。次の注文は、注文が来ると同時に受注ボタンを押してしっかり受注確保できてました。

 この早い者勝ちシステムは認知症予防にも効果あり、と思います。

 

 実際に農協の出荷場にて、生産者の方が自分で梱包した商品にバーコードをはり、バーコードリーダーで読み取り、出荷作業はセルフサービスになっていました。

 ⑤自分で出来ることは自分でやる、ということですね。

 

 また、⑥見える化、について。

 

 利益の分配も明確になっています。具体例を挙げて教えてくれました。

 例えば、末端価格500円のモミジの葉っぱがあったとします。

 その内250円を箱代と運送代に引かれて、利益が250円残ったとします。

 250円の利益の93%が生産者へいきます。

 5%が㈱いろどりへ、2%が農協へと支払われるそうです。

 

 すばらしい高齢者ビジネスの成功例です。今では、年に300件の見学ツアーがあるそうです。

 

by 柳田

 

 

 

 

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