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神山プロジェクト

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 徳島県の山間に人口6000人あまりの小さな町、神山町という町があります。高齢化率は46%になります。上勝町の次にこの町を訪れて、いろいろと貴重なお話を聞かせていただきました。(2014年10月15日)

 上の写真はプラットイーズという東京に本社のある会社の神山町サテライトオフィス。

 

 神山プロジェクト、というのは少子高齢化が進む日本の典型的な山間部の過疎地の町、神山町の、創造的過疎化対策の総称です。

 

 どこの田舎でも過疎化による人口減少は深刻な問題となっています。私の故郷は平戸市の某離島ですが、過疎化に対して全く抗う手段を持っていません。島民の誰もが仕方がない、とあきらめているのが正直なところだと思います。

 

 神山町は、過疎地における問題点を、

 

 「雇用がないこと。仕事がないこと」 

 

 という、ごく基本的な点に立脚しました。

 

 まず、過疎していく自分たちの町の現状をありのまま受け入れつつ、しかし、ただじっと衰退していくのを座して待つのではなく、創造的に過疎化に抗おうとして20数年前から、いろんな企画を打ってきました。

 

 それが、

① サテライトオフィス

   場所を選ばない働き方が可能な企業の誘致

   ex. IT企業など。

② ワークインレジデンス

   仕事を持った移住者の誘致

③ 神山塾

   職業訓練による後継人材の積極的な育成

 

 

 こうして、外部から若者やクリエイティブな人材を誘致し、人口バランスの健全化をはかり多様なビジネスの場としての価値を高める、バランスの良い職住環境を目指しています。

 

 神山アーティストインレジデンス(KAIR)もその一環で、外国人も含めて様々なアーティストを期間限定で移住してもらいここで創作活動をしてもらっています。

 

 

 IT企業のSanSan、放送事業をしているプラットイーズなどサテライトオフィスを構えており、南仏家庭料理のお店カフェ・オニヴァや歯医者さん、石窯焼きのパン屋さんなどが移住してきています。

 

 

 この神山プロジェクトの一番の面白いところは、過疎化による人口減少は仕方がない。しかし、少しでも人口減少の流れをくい止めよう、人口減少のスピードを遅らせようという発想です。

 

 

 決して、人口を増やそうとまでは考えてない・・・・。

 

 ハードルを下げて、今、やれることからまず対策を打っていく。

 

 この大成功した神山プロジェクトですが、この20年間のプロジェクトの中心メンバーの苦難は相当なものだったようです。

 

 アイデアを思いつき、やってみようとすると、必ず出現する「アイデアキラー」に悩まされ、抵抗されてきた歴史だったそうです。どんな創造的プロジェクトでも必ず現れるのが「アイデアキラー」 だそうです。

 

 過去の失敗例などを挙げながらアイデアを破壊する人、「アイデアキラー」の特徴は・・・

 

 「難しい」 「無理だ」 「できない」 「俺は聞いていない」 「誰が責任取るんだ」 「前例がない」 ・・・などの言葉でアイデアをことごとく否定する。

 

 ああ、私はそうなってないだろうか?・・・少し思い当たる節が・・・反省しました。

 

 

 そして、アイデアキラー撃退法も教えて頂きました。

 

①出来ない理由より出来る方法を考えよう。

 

②とにかく始めろ!Just do it!

 

③「やったらええんちゃうん?」  「やってみなはれ!」(松下幸之助)

 

 前例がないこと、まだ誰も成功したことがないことは誰もがまだ知らないことだから、不安で怖くて当たり前です。でも、前例がないからこそそこに時代の歯車を回すチャンスがある、ということ。

 

 徳島県の二つの町の町おこしを見てきて感じるのは、やはり、情熱と不屈の精神を持ったリーダーが必要不可欠だということです。

 

 

 

by 柳田

 

 

 

 

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