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芝園小学校(富山県富山市)

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 富山市にある芝園小学校は、ちょっと変わった設計をしています。

 

 2014年4月14日、見学に訪れました。

 

 

 富山市は人口減少とドーナツ化現象による郊外への人口移動によって、中心部の人口空洞化が起きています。

 

 その為、平成17年に2校、平成18年に1校、平成19年に1校、計4校の小学校が統合されて出来たのが、この芝園小学校です。

 

 この学校はPFI方式で整備されており、建物の建設と所有は清水建設。清水建設は他に富山市内に3つのPFI方式による建物を所有しています。

 

 この学校の画期的なところは、教室と廊下の仕切り壁がなく、オープンだということです。

 

 

 

 わずかにカーブする廊下に沿って教室が並んでいますが、教室は廊下から丸見えです。

 

 

 廊下を挟んで教室と反対側に、そのクラスのバッグ置き場、収納スペース、ミーティングテーブルがあります。また、教室と教室の間に手洗い場やトイレが適宜配置されています。

 

 

 職員室も同じように廊下との間に壁はなくオープンです。高さの低い家具であいまいに仕切られています。

 

 また、先生の固定席はなく、フリーアドレス方式。

 

 職員室に壁がないのは、児童たちにとって特に、心理的な壁も無くなってより話しやすい、フレンドリーな心理状態へと導いてくれます。

 

 このオープンプランの意図するところは、

 

 通常のテキストの授業だけでは身につけることの難しい能力、すなわち、

 

 創造力、 生活力、 コミュニケーション力

 

 など、人生で最も大切な「生きる力」を養うことにあります。

 

 従来の教室と廊下が仕切られたプランの方が先生方にとっては生徒たちを「管理しやすい」と思います。

 

 しかし、教室・廊下オープンプラン方式は、生徒の「生きる力」を伸ばすことにより主眼を置いたプランだと言えます。

 

 情緒不安定になった児童の為に二教室に1箇所程度、逃げ込める「あなぐら」、DENも設置されてます。