株式会社彩創建築設計の最新情報をご紹介します。

株式会社彩創建築設計

blog&news

フィンランド建築(ホスマリンプィスト幼稚園・小学校)

写真01

 ホスマリンプィスト幼稚園・小学校。

 フィンランド、エスポー市にあり、1歳から8歳までの子供が通っています。

(2013年4月22日、視察訪問した時の写真です)

 

 幼稚園+小学校1年生、2年生までが一緒に学ぶ、フィンランドでも実験的な幼稚園。

 

 

 幼稚園と呼んでいますが、保育園と一体になった日本でいう、こども園です。(朝は7:30開所)

 

 自治体が運営しており、料金は収入によって決まり、0円~利用可。ただし、最高額は決まっている。2人目以降は割引ありです。

 

 法律で、3ヶ月以上の待機者を出すことを禁じているそうで、自治体が訴えられることもあるのだとか。

 

 フィンランドでは原則として教育費は無料なのですが、ここは、わざわざ自費でお金を払って入園させているということなので、日本でいう、いわゆる有名私立幼稚園という位置づけになるのでしょうか。

 

 160名の生徒が在籍し、それに対して先生は50名在籍。おおよそ、生徒3人に先生1人という、相当、恵まれた教育環境にあります。

 

 

 ヘルシンキ市に隣接するエスポー市は移民が多く暮らす地域でもあり、ここに在籍する生徒たちの国籍は25カ国に上るそうです。従って、主な教育はフィンランド語の教育になります。

 

 生徒の学習到達度を確認しながら、個別に無料で補習授業を行ったりしています。「落ちこぼれをつくらない」という確固とした理念を感じさせます。

 

 

 

 園舎の基礎は鉄筋コンクリート造で上屋は2階建ての木造です。中に入ると木の香りが充満していて、とてもリラックスした気持ちになります。

 

 フィンランドの大地で育った、白樺の木が外壁も室内も木材をそのまま仕上げ材として使用されています。

 

 プランで特徴的なのは、教室が中庭を囲む「ロの字」型の建物配置と幅の広い廊下です。

 

 

  

 

 

 

 広く、ゆったりとした中庭では、天気の良い日にはランチを食べたり昼休みに遊んだりします。また、枯葉や枯れ枝を森から集めてきてこの中庭で工作の授業もします。

 

 

 広い廊下には、図書コーナーがあったり、テーブルといすが置いてあったり、洋服掛けやバッグ掛けがあります。

 

  

 

 この廊下は、子供たち同士や子供と先生との間のコミュニケーションを促すと同時に、頭を使い、時には緊張する教室の中に対し、オープンでホワイエのようなリラックスできる空間をそばに置くことで、子供の心にほっとできるゆとり空間を与えているように思えます。

 

  

 

 

 教室では先生と生徒一人ずつが相対するのに対して、この「ホワイエ 兼 廊下」では、生徒と生徒同士の自由なコミュニケーションが出来ます。

 

 こういう、いろいろなコミュニケーションの経験値の蓄積の差により、将来大人になったときのコミュニケーション能力が、大きく左右されるのかもしれませんね

 

   

  冬の長いフィンランドの子供たちにとって、友達や先生と、この光あふれる中庭で遊んだり、ホワイエ廊下でしゃべったり、本を読んだりした思い出は大人になってからも、きっと、輝いていることでしょう。

 

 

 

by 柳田

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 介護福祉施設の種類と特徴
  • 介護福祉施設の設計ポイント
  • 建築事務所の選び方
  • 実績一覧
  • 特殊建築物の定期報告料金表
  • 建築計画の料金表
  • ご相談から仕事の流れ
  • 設計に対する姿勢
  • Q&A
  • 建築会社・コンサルティング会社の方へ
  • お客様の声
  • 一級建築士 柳田プロフィール
  • 会社紹介・スタッフ紹介
  • tel:093-571-6121
  • お問い合わせ
  • ブログ

Copyright © 株式会社彩創建築設計. All Rights Reserved.